高校中退後に大検の資格を取得し手に職をつけるため専門学校へ

高校を中退、家の仕事の手伝いをすることに

高校生活を普通に送っていた私に、同じクラスの野球部員たちが乱暴な言葉や暴力を使ってくるようになりました。彼らには腕力では敵わないので、教師に言ったのですが、生徒に注意をする程度なので意味がなかったです。周りの同級生たちも私を敬遠するようになり、居場所がなくなっていきました。学校に行っても嫌な気分にしかならないので家族に相談すると、「中退してもいいけど家を手伝ってくれ」と父に言われました。家で機械の修理業をしているので、私はその手伝いをすることにしました。

漫画で大検の存在を知り、独学で資格を取る。

力仕事ばかりさせられて、毎日疲労困憊でしたが、夕方になれば仕事が終わるので、本屋に立ち読みに行くのが日課です。そんなある日、漫画の中に大検という言葉を発見したので調べてみると、この資格があれば大学へ入学できるとあり、興味を持った私はその資格についてもっと調べてみました。試験は毎年1回夏に行われて、11教科で合格点を取ると大検の合格証がもらえるようです。すぐに家族にも話してみると、「それを受けていい」と父に言われたので、頑張ることにしました。次の日から昼は家の仕事、夜は勉強の生活が2年間続きました。次の年には、6教科を合格し、さらにその次の年には5教科を合格し、大検の合格証書を手に入れました。

専門学校へ行き手に職をつけ好きな仕事へ

家が自動車整備業をしているせいか、私自身も自動車が好きなので専門学校へ行き、自動車整備士の資格を取ろうと思いました。父も「おう、頑張れよ」と言ってくれたので、専門学校の入試を受けてみました。試験日まで猛勉強をして受験対策をしたのもあり、入試に合格しました。次の年から4年間、動車整備士を目指して通うことになりました。家で普段からしていることでもあり、専門学校で習うことはそれほど難しいとは感じませんでした。やがて4年の月日が流れ専門学校を卒業となり、資格も入手し家の仕事を本格的に手伝えるようになりました。

今は高卒認定試験という試験を合格すれば、高校中退者でも大学に通うことができます。意欲さえあれば、1年後には大学生になれます。